11月晩秋、雪の涸沢。ワンポールテントのテン泊でも何とかなりました。上高地〜涸沢ヒュッテのアルプス登山

涸沢カールのモルゲンロート

この記事はPRを含みます

先日涸沢にワンポールテントでテント泊してきました。

事前情報によるとテント場は岩だらけでペグが刺さらないとか…。

ワンポールテントは向かないぞ!てことで心配だったんですが、工夫して何とかなりました。

ということでその時に行った工夫や準備を、ネットの大海に残したいと思います。

この記事はPRを含みます

前提、涸沢ヒュッテのテント場はほぼ岩場

涸沢のテント場

涸沢のテント場。雪でわかりづらいけどほぼ岩場

まず前提として涸沢のテント場はほぼ岩場です。でっかい岩がゴロゴロ積み重なってできてます。

実際行ってみた感じ岩場8割、たまにペグ刺せそうな小さな平地もあったかな?て感じでした。

通常の夏秋の涸沢なら多分、速攻で埋まっちゃいそうでしたね。人でギチギチらしいですし。

とはいえ僕が行った日はほぼ涸沢ヒュッテ最終日だったので、テント場はガラガラ。平地も空いてました。

空いてはいましたがどうせ岩場でペグ刺せないと思ってたので、ペグは持ってきてないという。

ということで予定通りの岩場でのワンポールテント設営にチャレンジしました。

手こずりましたが、なんとか岩のテント場でワンポールテントを設営出来ました。

涸沢でワンポールテント

涸沢でワンポールテント

それなりに風もあったので手こずりましたが、何とか設営出来ました!

周りにワンポールテントは自分だけで、他は山岳用のフレーム式テント。ステラリッジが多いですね!

確実に異端でした。

んで張り方ですが、想定通り地面は岩だらけなので、準備しておいたモンベルのメッシュアンカーで四隅を固定。

モンベルのメッシュアンカー、岩場で重宝した

モンベルのメッシュアンカー、岩場で重宝

幸いにもメッシュを引っ掛ける岩や石はそこら中にあったので、問題なし!

線引きで岩場にくくりつけても良かったんですが、強風吹く寒い中やるのは凄く大変そうだったので準備しました。

やりやすかったです。

心配なのは風で倒れないかですが、しっかり張れてたみたいで大丈夫でした。メッシュアンカーでも結構いけますね。

夜中ものすごい強風でテントが煽られてて正直不安でしたが、崩れることはなく無事。

隙間をスカートがわりに、雪で塞いでたのも良かったのかもしれません。

中に入ってくる風が大幅に減り、テントが安定しました。暖かくもなりましたしね。

以外とワンポールテントでも何とかなるんだと感動でした!

この記事はPRを含みます

11月の涸沢でワンポールテントでぬくぬくするために用意した道具

みなさん気になってるであろう、初冬の涸沢でワンポールテントで過ごすために準備した道具を書いておきます!

こんだけあればテント内で寝袋に入ってればぬくぬく快適でした。

ちなみに朝方の最低気温は-10度。コッヘルの水が凍ってた。

ここには書いてませんが、チェーンスパイクも必須ですよ!雪面なんで!

ご参考にどうぞ!

  • ワンポールテント(中華のデザートウォーカー。廃盤)
  • グランドシート(amazon)
  • メッシュアンカー(モンベル)
  • 自作テントスカート(雪で代用したので使わなかった)
  • 3シーズンダウンシュラフ(モンベル)
  • タイベックのシュラフカバー(モンベル)
  • 薄手バラクラバ
  • ショートマット、zor(ニーモ)
  • ULダウン(ユニクロ)
  • 薄手のフリース(モンベル)
  • ジオラインインナー上下(モンベル)
  • ダウンパンツ(ネイチャーハイク)
  • ダウンソックス(ネイチャーハイク)
  • ハンディカイロ(ハクキンカイロジャイアント)

ワンポールテント(中華のデザートウォーカー。廃盤)

アマゾンで安かった中華メーカーのシングルウォールワンポールテントです。

手のひらサイズにコンパクトにまとまって軽いのに、250mc四方と広いので気に入ってます。

シングルウォールなのでちょっと寒いのと、大雨だと沁みてくるのが欠点。

ただもう販売してないみたいですね。メルカリで8,000円くらいで売ってるくらいでしょうか。

結構良いですよ!

グランドシート(amazon)

アマゾンで安かったグランドシート。これのXXLを使ってます。

下から沁みてくることもなく快適に使えてますよ。

メッシュアンカー(モンベル)

モンベルのメッシュアンカーです。岩場では助かりましたね。

上のアマゾンだと転売品で高いので、モンベルオンラインで買った方が良いです。

1袋1,000円くらいですからね。

自作テントスカート

自作テントスカート

自作テントスカート

ワンポールテントだと冬は隙間風が寒いので、スカートを自作していきました。

結局雪があったので使わなかったのですが、あるとないとじゃ大違いのはずです。

詳しくはこちらの「enjoy the outdoors」さんの記事を参考に作りました。

3シーズンダウンシュラフ(モンベル)

これのシームレスじゃない方。

まあ3シーズン用なら各社あまり差は無いんじゃないでしょうか?

これだけだと寒いですが。シュラフカバーを被せると大分暖かくなりました。

冬用シュラフは高いし重いですからね。。。

タイベックのシュラフカバー(モンベル)

モンベルの1番安い、タイベックのシュラフカバーを使いました。

安いくせに暖かいし蒸れないし優秀!結露で濡れないし。

寝てる時、買ってきて良かったと心底思ったものです。

モンベルのタイベックシュラフカバーについてレビューした記事はこちら

薄手バラクラバ(モンベル)

 

薄手のバラクラバがあると寝るときに顔が寒くなく、快適です。

冬はどうしても顔が寒いですからね。

呼吸もしやすい薄手のバラクラバがあると、寝るとき助かるんです。

ちなみにモンベル製品全般、アマゾンだと転売品で割高なので店頭かモンベルオンラインで買った方が良いです。

上のリンクは参考までに。

ショートマット、zor(ニーモ)

これのショートを使いました。

雪降る中使ったのは初めてだったのですが、流石に少しひんやりと冷たさを感じました。

雪の中は、冬用マットじゃないと完全防備とはいかないようですね。

とはいえ他にも着込んでるので、十分暖かく寝れました。

冬用マットは大きく重いですからね。このくらいが丁度良いのです。

ULダウン(ユニクロ)

界隈で有名なユニクロのULダウンです。

コンパクトにたためる癖に、暖かいのなんの。

マジで優秀です。

たった8,000円程度なのに神がかってます。

マジでオススメできるアイテムですね。

薄手のフリース(モンベル)

モンベルの薄手のフリースを使いました。

かさばらないサイズの保温技として使ってます。

ほんとは30,000円くらいする、パタゴニアの高機能化繊アウターとかのが暖かくて軽いのでしょうけどとても買えません。

ダウンは濡れると寒いですからね。

そんなわけで薄手のフリースは重宝するのです。

ジオラインインナー(モンベル)

多くは語りません。

モンベルのジオラインインナーは暖かいぞ!てとこです。

他社の同等製品より安いですし。

ヒートテックと違って速乾性もありますしね。良いものですよ。

ダウンパンツ(ネイチャーハイク)

 

最強の冬テント用アイテム。ダウンパンツです。

これがあるとないとでは天国と地獄。

迷わず買った方が良いです。

中でもこのネイチャーハイクのダウンパンツは高コスパで優秀。安いのに最強に暖かいです。

おすすめですね。

ダウンソックス(ネイチャーハイク)

冬山には欠かせないダウンソックス。

冬は足元から冷えますから、あるととてもよく眠れます。暖かいです。

中でもネイチャーハイクのものは大人気ですぐ品切れ中になります。

中国発送で届くのも時間かかるので、あったらすぐ買った方が良いですね。

ハンディカイロ(ハクキンカイロジャイアント)

 

寝袋の中に熱源があると暖かさが大きく変わります。本当に。

上のはハクキンカイロのスタンダードですが、僕は大きなジャイアントを使ってます。

マジで暖かいんですよね…。普通のカイロの10倍以上暖かいです。

冬になるとジャイアントは必ず品切れ、普通サイズも品薄になります。

見かけたら買っといた方が良いでしょう。

雪景色の涸沢カールも美しかった!行って良かった!

涸沢カールのモルゲンロート

涸沢カールのモルゲンロート。汚れた心が浄化される

実際行ってみた涸沢カールは本当に美しかったです!

シーズン終わりなので紅葉の涸沢は見れませんでしたが、代わりに雪化粧のモノクロ銀世界な涸沢を楽しめました!

すっごくレアな気分でしたね笑

雪化粧の涸沢

雪化粧の涸沢

雪をチェーンスパイクでザクザク踏みしめながらじっくり登るのも、最高に楽しかったです。

こんなの関東の都会じゃ楽しめませんから。

また涸沢に登るまでの上高地の美しい紅葉や、雄大な森や河の景色。

晩秋の上高地にて

晩秋の上高地にて

晩秋の上高地にて

晩秋の上高地にて。

何から何まで最高でした。

11月中旬、今シーズンはもう終わってしまいましたが、ぜひ来シーズンにでも行ってみてください。

最高ですよ笑

この記事はPRを含みます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA